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子宮筋腫と漢方薬

子宮筋腫とは

子宮筋腫と漢方薬 子宮筋腫とは、 子宮の筋層の内部で女性ホルモンの影響によって内部組織が大きくなった腫瘍のことです。
子宮筋腫は良性の腫瘍(しゅよう)であり、ガンではありませんが、卵巣や卵管がふさがれて不妊症の原因となる場合があります。

子宮筋腫の正確な原因は「女性ホルモンと関係あるらしい」ということ以外によくわかっていません。 妊娠回数が昔に比べて減ったことが原因とも言われていますが、定説とはなっていません。

また、子宮筋腫は筋腫結節のできた場所によって、粘膜下筋腫・筋層内筋腫・漿膜下筋腫の3種類に分類されます。

子宮筋腫の症状

子宮筋腫の症状として見られるのは、過多月経、おりものの増加、貧血、頻尿、腰痛、全身倦怠感などです。
筋腫は一つの場合もあり、複数の場合もあり、人それぞれです。

子宮筋腫自体は良性であり、むやみな手術を避け、経過観察を行うケースのほうがはるかに多いです。 特に将来的に子どもを産みたいという場合はそうです。
手術を行うほど子宮筋腫が大きくなる前に、黄体ホルモンの投与で進行を抑え、鎮痛剤などの投与で症状を軽くできます。

子宮筋腫と漢方薬

子宮筋腫は可能ならば手術を避け、ホルモン剤などの薬物療法を行うのが通常ですが、 このときに漢方薬を併用すると女性ホルモンのバランスを整え、治療効果が高いと考えられています。

漢方では子宮筋腫などの疾患の原因は、主に血の巡りが悪くなる「お血」による、古い血のかたまりがもたらす、 あるいは生殖能力に関係する「腎」が弱くなったことと考えられています。

子宮筋腫に適応される漢方薬には主に次のようなものがあります。

桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん実証のぼせ・冷え性・下腹部の痛み・肩こり・頭痛・めまいのある人。子宮の病気によく用いられる薬。生理痛のひどい人に。
桃核承気湯とうかくじょうきとう実証のぼせ・便秘・冷え性の人。体力のある人向け。
当帰芍薬散とうきしゃくやくさん虚証冷え症・貧血・下腹部の痛み・耳鳴り・動悸のある人
大黄牡丹皮湯だいおうぼたんぴとう実証便秘・下腹部の痛みのある人

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