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食養とは

予防医学としての食養

食養とは 食養とは、 漢方医学における食事のとりかたのことです。 身体を適切な状態に保つ食生活についての考え方です。
食養は病気を予防する日常の食事のあり方を示すもので、特別な食事法(菜食主義やファスティングなど)のことではありません。

飽食の時代と言われる現代、不規則で栄養的に偏った食事を繰り返すことで、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)となり、 糖尿病や高脂血症などの生活習慣病になる人が激増しています。
食事の内容や方法を改善する「食養」で健康を保つことが「未病」が「病気」 に進展することを予防する最善の方法です。

食養も「証」によって異なる

西洋医学の栄養学は、食べ物の中の栄養素は全て身体に吸収されることが前提となっています。
しかし漢方医学の食養は、単なる栄養学ではありません。食べ物がどれくらい吸収されるかは個人差があるため、 漢方では個人の体質に合わせた食事の内容や食べ方を重視しています。
つまり、食養は漢方薬と同じでその人の「証」を重視しています。

「証」についての説明はこちら→漢方薬に独特の「証」

実証の人の食養

体力があり、パワフルで食欲のある実証タイプの人は、一見、食事に気をつけなくても問題ないように思われます。
しかし、無理がきく分、食欲に任せて偏った食事をしたり、ついつい食べ過ぎたりしがち。
内臓脂肪がたまりメタボリックシンドロームになる典型的な例です。
また、年とともに身体に負担がかかり、病気になる例も。食欲に任せないで節制することが大事です。

虚証の人の食養

体力がなく、食も細い虚証タイプの人は、胃腸の働きが弱く、消化吸収の効率もよくないです。
むやみに食事の量を増やしても十分に吸収できないどころか、かえって胃腸に負担をかけることになります。
食事は消化の良いものを中心に。また、 胃腸を休めるために食事と食事の間は間隔を空けましょう。
漢方医学の食養では1日2食が推奨されています。


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