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漢方薬の効き目は気長に

漢方薬の特徴として、必ずしも最初から処方がピタリと的中するとは限らない、 ということがあります。
この特徴は、せっかちな人は「漢方薬は効き目がない」とすぐに思いがちですが、もともと漢方医学はそういう種類の医学なのです。

漢方医学では「四診」から患者さんの「証」を判断し、効き目があると思われる漢方薬をまず処方します。
そしてその結果、体調がどのように改善されたか、どのように変化したかを診断し、医師と患者が病気について情報交換しながら、 その治療法をそのまま続けるか、あるいは処方を変えるかを判断します。

漢方薬の効き目は気長に

 

つまり、漢方医学は医師と患者が共同作業で、 一段ずつ段階を踏みながら病気を治療していくという医学なのです。
すぐに効果が現れるとは限りませんが、とくに慢性的な病気の場合、このように長期的な作戦、すなわち「スローライフ」 で病気を改善していく漢方医学が最適な場合があることも確かです。
漢方薬によって体質を改善して慢性疾患を治療する場合、おおむね4ヶ月から半年くらいは漢方治療を続けるようにしましょう。

反対に、風邪などの急性的、一時的な病気には漢方薬が効果がないかといえば、そうではありません。
風邪などに対する薬も存在し、おもに1日から3日で効果が現れるものもあります。


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しかし、漢方薬は基本的に、専門知識を持った人が、患者の体質など「証」を見極めて処方するものです。
安全で効果を最大限に発揮するためにも、必ず専門の医師・薬剤師にご相談のうえ、漢方薬を利用されることを強くおすすめします。
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